日時 | 2016年4月26日(火)13:00~17:20 |
会場 | 東京コンベンションホール (東京都中央区京橋三丁目1-1 東京スクエアガーデン5F 商業棟) |
主催 | 日経BPイノベーションICT研究所 |
協賛 | シーイーシー、CSCジャパン、日立製作所、コベルコシステム、マイクロフォーカス、日本IBM、日本ティーマックスソフト、システムズ、東京システムハウス、ほか(ABC順) |
セミナーレポート

COBOLは、業務アプリケーション用の主要言語として、オープン系システムからメインフレームまで、現在でも幅広く使われています。COBOLコンソーシアムは、COBOLのこうした状況を正しく理解していただくために2000年に発足しました。発足以来、COBOLセミナーを継続的に開催して、COBOLユーザにとって有用な情報を発信してきました。今年も、COBOLユーザでない方も多く集まる『ITモダナイゼーションSummit』の中で、COBOLセミナーを実施しました。普段はCOBOLに触れる機会の少ない皆さんにも、広くCOBOLを知っていただけたのではないかと思います。
各社の講演内容については、下記のプログラムを参照ください。
当日は多くの方々にご参加いただきました。御礼申し上げます。
プログラム
●特別講演
経済産業省のIT施策の動向経済産業省
古原 和邦 氏
●ソリューション講演
OSS COBOLの最新動向とモダナイゼーション事例のご紹介
東京システムハウス 比毛 寛之 氏
●ソリューション講演
レガシー資産の『可視化』から始める現実的モダナイゼーション
~ 『リドキュメント』『リファラー』『リライト』を事例とデモで解説 ~
システムズ 中本 周志 氏
●ソリューション講演
事例にみる、賢い企業がマイグレーションを行う真の目的
ニッセイ情報テクノロジー 野村 貴司 氏(提供:日本ティーマックスソフト)
●ソリューション講演
リホスト手法を利用した大規模モダナイゼーション事例
情報技術開発 赤瀬 克己 氏(提供:日本ティーマックスソフト)
●ソリューション講演
ITモダナイゼーションの成功事例と最新の要素技術
日立製作所 新家 博文 氏
●特別講演
10か月でオープン化>
アイチコーポレーションのリホスト事例
アイチコーポレーション 鯨井 裕 氏
アンケート結果
当日回答をいただいたアンケートから、COBOL、そしてCOBOLセミナーに対する高い期待を、改めて確認することができました。次回セミナーの企画も進めております。内容と開催日が決定しましたら、お知らせします。
Q.今回のセミナー全体に関して、以下のものから当てはまるものを一つだけ選んでください。
Q.今後のCOBOLコンソーシアムの活動に期待することについて、ご意見をお聞かせください。
- COBOLで開発した資産が沢山あります。COBOLはビジネスロジックをカバーする重要な言語です。普及活動と技術者の育成をお願いします。
- 業務仕様の可視化という点が、ポイントになるのではないかと思う。
- 画面・帳票・DBアクセス等、様々なソフト製品と組み合わせて組まれているCOBOLのシステムの老朽化対策の、ノウハウやカンどころを取り上げて欲しい。
- アイチコーポレーションの事例のプレゼンが分かりやすく、参考になった。