日時 | 2014年4月24日(木)13:00~17:00 |
会場 | 銀座フェニックスホール(東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館2F) |
主催 | COBOLコンソーシアム/ITpro Active |
協賛 | 富士通、日立製作所、マイクロフォーカス、NEC、東京システムハウス |
セミナーレポート

COBOLは、業務アプリケーション用の主要言語として、オープン系システムからメインフレームまで、現在でも幅広く使われています。COBOLコンソーシアムは、COBOLのこうした状況を正しく理解していただくために2000年に発足しました。発足以来、COBOLセミナーを継続的に開催して、COBOLユーザにとって有用な情報を発信してきました。第22回セミナーは、テーマを『先を見据えたマイグレーションで「未来」への扉を開く』として開催しました。
基調講演は、ノークリサーチ シニアアナリスト 岩上 由高 氏による「データからみるマイグレーションの現状と今後~可能性を広げるCOBOL資産の活かし方~」でした。続いて、各社の講演、およびパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは、モデレータから、COBOLの風評に関して次々と質問が繰り出され、活発な議論が続きました。セミナー全体の様子については、ITpro ActiveのWebサイトで紹介されています。
当日は多くの方々にご参加いただきました。御礼申し上げます。
プログラム
●基調講演
データからみるマイグレーションの現状と今後
~可能性を広げるCOBOL資産の活かし方~
ノークリサーチ
シニアアナリスト
岩上 由高 氏
●講演
JP情報センター様
COBOL資産のクラウド・オープンソース環境へのマイグレーション事例
東京システムハウス
マイグレーションソリューション部 課長
比毛 寛之 氏
●講演
COBOL資産を最大限有効活用する基幹システムマイグレーション手法
マイクロフォーカス
技術部
細川 忍 氏
光富 良裕 氏
●講演
既存システムの再利用(マイグレーション)から
新たな価値を創出するシステムへ
日立製作所
ITプラットフォーム事業本部 レガシーマイグレーション技術センタ 主任技師
佐藤 一浩 氏
●パネルディスカッション
パネルディスカッション
パネリスト
富士通、日立製作所、マイクロフォーカス、NECソリューションイノベータ、東京システムハウス、各社代表
モデレータ
ITproActive編集長 平田 昌伸 氏
セミナー全体の様子については、ITpro ActiveのWebサイトで紹介されています。
アンケート結果
当日回答をいただいたアンケートから、COBOL、そしてCOBOLセミナーに対する高い期待を、改めて確認することができました。次回セミナーの企画も進めております。内容と開催日が決定しましたら、お知らせします。
Q.あなたが興味をお持ちのキーワードについてお聞かせください(複数選択)

Q.今回のセミナー全体に関して、以下のものから当てはまるものを一つだけ選んでください。

Q.今後のCOBOLコンソーシアムの活動に期待することについて、ご意見をお聞かせください。
- 数年前に拝聴した時より現場の理解が進んだ気がする。より細かい切り出し方・対策の必要が分かり、有意義でした。
- COBOL資産を22世紀まで活用・維持するために、設計書なしでもマイグレーションできるような方法を考えていって欲しいです。
- COBOL技術者が減るからといって、COBOL→Java化は本質的な回避策にならないと思った。
- 若いCOBOL技術者が不足している!若い人をCOBOL技術者に育成して欲しい!