第21回 COBOLコンソーシアムセミナー ~COBOLで挑むクラウドとビッグデータの世界~

日時2013年4月19日(金)13:00~17:30
会場銀座フェニックスホール(東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館2F)
主催COBOLコンソーシアム/ITpro Active
協賛富士通、日立製作所、マイクロフォーカス、NEC、東京システムハウス、ほか
セミナーレポート

COBOLは、業務アプリケーション用の主要言語として、オープン系システムからメインフレームまで、現在でも幅広く使われています。COBOLコンソーシアムは、COBOLのこうした状況を正しく理解していただくために2000年に発足しました。発足以来、COBOLセミナーを継続的に開催して、COBOLユーザにとって有用な情報を発信してきました。第21回セミナーは、テーマを『COBOLで挑むクラウドとビッグデータの世界』として開催しました。

まず、日経BP執行役員 桔梗原 富夫 氏から開会の挨拶があったあと、基調講演は、国立情報学研究所所長に就任された喜連川 東京大学教授による「ビッグデータ COBOL頑張れ!!」でした。続いて、各社の講演、およびパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは、COBOLの今後や、クラウド、ビッグデータといった新技術とCOBOLの相性などについて、示唆に富む議論が繰り広げられました。パネルディスカッションの様子については、ITpro ActiveのWebサイトで紹介されています。

当日は多くの方々にご参加いただきました。御礼申し上げます。

プログラム

●基調講演

東京大学生産技術研究所 教授
国立情報学研究所 所長
喜連川 優 氏

●講演

日立製作所
情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部 開発統括本部
ソフトウェア開発本部 ビッグデータソリューション部 担当部長
山口 俊朗 氏

発表資料(PDF:3.93MB)

●講演

東京システムハウス
ビジネスイノベーション事業部マイグレーションソリューション部 部長
清水 真 氏

発表資料(PDF:1.75MB)

●講演

マイクロフォーカス
技術部 ソリューションアーキテクト
光富 良裕 氏

発表資料(PDF:1.86MB)

●講演

富士通ミッションクリティカルシステムズ
先端ビジネス本部 担当課長
仙名 弘昌 氏

発表資料(PDF:780kB)

●パネルディスカッション

パネルディスカッション

パネリスト
富士通、日立製作所、マイクロフォーカス、NEC、東京システムハウス、各社代表

モデレータ
トレジャーデータ 日本ビジネス開発担当 角皆 幾 氏

パネルディスカッションの様子については、ITpro ActiveのWebサイトで紹介されています。

アンケート結果

当日回答をいただいたアンケートから、COBOL、そしてCOBOLセミナーに対する高い期待を、改めて確認することができました。次回セミナーの企画も進めております。内容と開催日が決定しましたら、お知らせします。

Q.あなたが興味をお持ちのキーワードについてお聞かせください(複数選択)

Q.今回のセミナー全体に関して、以下のものから当てはまるものを一つだけ選んでください。

Q.今後のCOBOLコンソーシアムの活動に期待することについて、ご意見をお聞かせください。

  • レガシー資源であるCOBOL資産が「クラウド」「ビッグデータ」「オブジェクト指向」などのトレンドな分野でも導入され、活用されている事に驚きました。
  • パネルディスカッション、面白かった。
  • COBOLユーザの将来について考えていた時、このセミナーを発見しました。面白い企画を沢山考えて頂き、閉塞感を感じているCOBOLユーザを元気にして頂きたいと思います。
  • COBOLの技術代替やデータ処理の重要性が改めて必要になってきたようです。クラウド時代においても見直されてしかるべきです。

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